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これまでのHack For Japan、これからのHack For Japan – スタッフからの報告と提案

3月11日の東日本大震災の発生から、半年が経過しようとしています。

震災の強い衝撃、混乱の下で産声を上げたHack For Japanも、活動開始から、ようやく、そして、早くも半年が経とうとしています。

この間、多くの人々の自発的な協力や参加に励まされ、促され、Hack For Japanは歩みを続けてきました。

Hack For Japanとは、震災からの復興を継続的に支援するための、IT開発を支えるコミュニティです。*1

こう宣言し取り組んできたこれまでの活動をどう捉えるのか。次の6カ月にどう立ち向かうのか——。

スタッフ同士で、オンライン・オフラインでの議論を行いました。

この議論は、Hack For Japanがこれまで実施してきた取組み(*2)、そして、そこから誕生した各種のプロジェクト(*3)を振り返って行いました。

本当に被災地や被災者に役立つ成果を送り出せたのか。
役に立つべきプロジェクトは継続しているのか。
いや、そもそもそれは現場の人々に求められるようなものだったのか」。

議論は、重苦しい問いかけから始まりました。

「(支援を求める人々に)胸を張れるような成果が、決定的に足りない」「出発点の想いや、被災地や被災者への想像力が働いていれば、いまのようであるはずがない」「(現場ではなく)自分たち自身が主役と思い込んできたのではないか」「これまでのやり方は変えよう。変えるべきだ」。

Hack For Japanに期待を寄せてくれている多くの人々、貴重な時間をやりくりしてイベントに参加してくれた諸氏、そして、オンラインで活動を注視してくれている人々に、十分な成果を果たせていないことへの反省や苛立ちのコトバが飛び交いました。

一方で、「コミュニティという点では、他にないものが形成されてきた」「被災地を含めてIT業界周辺では少しずつ活動が認知され、期待も高まっている」「被災地でのイベント開催に手応えを感じた」との肯定的な意見。

また、活動方針をいたずらに厳格化することで、参加者やスタッフ自身の負荷を上げてしまう副作用への懸念も提示され、「成果を実現するためにも、認知や間口を広げる活動は必要。アイデアソン・ハッカソンは役割を果たしている」という意見も投じられました。

スタッフ面々の想いは、活動を見守ってくれている多くの人々の評価のように「否定」と「肯定」の間で揺れ動きました。

この議論を通じて導き出した、いくつかの提案があります。

以下簡略に、協力者、そして注視してくれている多くの方々と今後に向けた方向性を分かち合いたいと思います。

  1. スタート時の想い、「震災からの復興を継続的に支援するための、IT開発を支えるコミュニティ」を育てる取り組みを継続したい
  2. 推進するプロジェクトに対し、「それは現場のニーズにどう役立つものか」との視点でレビューを強化し、問題意識の風化を阻止したい
  3. その意義を体現するプロジェクトは、積極的な協力を通じてこれを育てていきたい
  4. 同じような想いで活動する諸団体との交流・協力関係をこれまで以上に積極的に築いていきたい

上記を踏まえ、スタッフ間で作業を分担、そして各方面からの協力を仰ぎながら、具体的な行動へと踏み出していきます。

特に、2.および3.の「レビュー強化」「支援強化」は、スタッフの反省と今後の成果期待の点で重要視するところです。

具体的には、これまでのアイデアソン・ハッカソンの実施スタンスではややもすると希薄化しがちだった「被災地・被災者の視点」を、企画段階から重視したい。

さらに、上記2種のイベントの間に「プロジェクトワークショップ」(仮称)を設けます。

現在、遂行中のプロジェクトは、この「視点」を、進捗状況と併せ、この場でぜひ共有しましょう。建設的な意見はもちろん、時に厳しい意見も交わしたいと思います。

最初の「プロジェクトワークショップ」は9月27日(火)に開催予定です(詳細は近日中に告知予定)。

これまでのHack For Japanから、これからのHack For Japanへ。
想いを新たに走り出したいと思います。
これまで以上のご協力、ご期待、そして痛烈なご意見をお寄せ下さい。
Facebook公開グループ「Hack For Japan」(*4)にもぜひご参加下さい。

あの日から半年目の今日
スタッフ一同

Hack For Japan 第4回スタッフミーティング

7月5日(火)19:00~22:30 @リクルート メディアテクノロジーラボ

当日のust録画はこちらです。 その1, その2, その3, その4

【出席者】 (敬称略)

Hack For Japan スタッフ
吉岡、冨樫、藤村、石野、白石、鎌田、宮家、及川、山崎、高橋、岩切、川崎、関
オブザーバー
ニッポン放送 鳥谷、清原

東北訪問のフィードバック

6月末から7月にかけて運営スタッフが東北の各地を訪問しているのでその報告。

6/25-27:岩手県三陸沿岸+岩手県庁視察:関・川崎・岩切

  • 「岩手県陸中国南閉伊郡海嘯記事」紹介
  • Hack For Japan として何が出来るかという視点でまわってきた。
    • ボランティアセンター
      • 1日で100人のボランティアを割り当てる作業で精一杯の状況。
      • ここにITで支援をするのは遠い感じ。
      • 何か入力をお願いする、ヒアリングすること自体が彼らの負担になる。
    • 遠野まごころネット
      • 最前線からは少し離れているので、中継地点となるボランティアセンター。
      • 中長期的な視点でITの活用場所を考えることはできそう。
      • ITでやれることは山のようにあるという話があった。
    • 現時点でやれない理由は?(機器が無い、ノウハウがない、時間が無いなどどれか?)
      • ネットはある。
      • 現地にITのサポートを行うボランティアセンターが必要。
      • 直ぐに現地に飛んでいって説明、補助できる人が求められる。
      • 地元のニーズを聞きながら何かアプリが作れるのでは?
        • Hack For Iwate を開催したい。
    • 現場は紙、携帯で撮影は厳しい。
      • ScanSnap (*1) でボタン1発とか。
      • カメラで撮影し、Eye-Fi (*2) でネット上に自動転送するという手もあり。カメラなら紙以外も撮影可能
    • 必要物資などは情報の鮮度が重要。

*1 … スキャナー。シートフィーダ付きで大量の紙の読み取りもボタン一つで出来ます。

*2 … 無線LAN機能内蔵のメモリーカード。一般的なデジカメに挿入すると撮影した写真を自動的にアップロードしてくれます。

7/3:浦戸諸島視察(「よみがえれ!塩竈」土見さんご案内):冨樫・鎌田・小泉・岩切

  • 寒風沢(さぶさわ)島
    • リアス式海岸の逆で浦戸諸島自体が堤防の役目となっていたため被害が大きい。しかし国での優先度は低い。
    • ネットは携帯すら繋がらない。元々弱い地域で、auが最も繋がりやすい。SBは繋がらない。
    • 高齢者が大半のため、リテラシーの問題で情報発信は難しい。
  • かつら島
    • がれきの撤去が進んでいない。島であること、港がやられているため重機の搬入が難しい。
    • ボランティアが入るのは難しい状況がある。
    • 小泉さん (Hack For Japan スタッフ) の弟さんが立ち上げた浦戸海の子再生プロジェクトはお金がかなり集まっている。
      • メディアに露出が多かったことも要因。
      • モデルケースとして他の漁協の参考になりつつある。
      • 簡単なサイト構成で大きな効果を上げている。
      • テンプレート化すると良いのでは。(ITの力が役立てるが、無料でやってしまうと現地のITエンジニアの職を奪ってしまう可能性もあるので慎重に進める必要がある)
    • 船に乗ってかもめにえさをやるのが楽しい。観光として楽しめるので、そういった側面もブログ等で広くしってもらう。

八戸(冨樫さん)

  • 被害は宮城、福島と比較すると少ない。
  • 船だけは行き来出来るようにしてあるが、まだ海に沈んでいるものが多くある。
  • IT利用者は少ない。スマートフォンは特に少ない。
  • メルマガはガラケーにも情報伝達手段として効果的

デブサミ東北

  • 福島でエフスタというITエンジニア勉強会コミュニティがあり、ガイガーカウンターでデータを集める活動をしている。Hack For Japan で何か支援できないか。
    • 県庁にアプローチはしているが食い込めていない。
    • 利用可能なデータとして載せることで後ろ盾出来るのでは。
  • 福島からITエンジニアがいなくなっている実情がある。
  • GClue 佐々木さん (Hack For Japan スタッフ) とエフスタさんに繋がってもらう。鎌田さんがメールで紹介する。[TODO]
  • 会津、浜通り、などなかなか交流がない。連携が必要。
  • Hack For Japan として会津以外の、郡山、いわき等とも繋がることが必要。各自つてを辿ってみる

7/10:南三陸:高橋

  • トライポッドワークスの佐々木さんに同行。

全員ブログに書き、個人のブログの場合は #hack4jp でつぶやく。 Hack For Japan のブログにも何名か書く。

被災地での IT 活用について

  • ITを使っていなかったところを丸ごと置き換えるのは難しいが、ScanSnap (*1) , Eye-Fi (*2) の手段でネットに上げてもらい、東京で加工するのをサポート出来ないか。
    • 3日間くらい、誰かが身を持って活用してメリットを示せると良い。
    • 追加の議論はアイディアソンにてやりたい。
      • クラウドソーシングのインフラ
  • 現地では公開したいモチベーションは低い。
    • 言い方の問題があり、単に「公開」ではなく、公開することによる「メリット」を示すことで理解してもらえるのでは。
  • 手書きの情報をデジタル化する、その間を埋めるようなことが出来ると良い。
  • 仮設住宅に移った後のニーズをDB化するなど。
  • ScanSnap (*1) や Eye-Fi (*2) の機器提供をメーカーにお願いしてみる。

7/23, 30のアイデアソンおよびハッカソンの準備状況

  • スタッフの参加状況と担当はタイムテーブルのシートを参照
  • チューターはあまり必要ないのかもしれない。
  • 会場を超えて質問出来る仕組みを用意する。
  • 参加者の中で誰が何に詳しいかを見えるようにする。
  • もし手薄なところがあれば、30日は東京から仙台、会津にスタッフを回すことも考える。 
  • 当日、最初の説明は各地で行う。中継はしない。
  • 模造紙などの備品は基本各地で調達。
    • 見込み費用を出して、必要なら全員で分担するなどする。
  • 各地は中継の時間だけ合わせて、他の進行は会場におまかせ。
  • 各地からの話は仙台、会津、遠野、各20分で。
  • 午前中は話しを聞き、午後にディスカッション。
  • 告知をブログに書く。会津のATNDが立ち次第。

各会場の準備状況

東京

  • スケジュールはたてたが詳細は未定。
  • 会場はOK
  • 各担当を決める。
    • ust – ビデオカメラは冨樫さんのもの
    • 写真 – 石野
    • 受付 – 会場提供の楽天さんでやって頂ける。
  • ディスカッションも中継して地点を結んだプロジェクトを起こせないか。
  • 東京からは特に各地のニーズを聞きたいということはあるはず。
    • 状況を見て各地を結んでみる。
  • アイディアソン中のホットラインがあれば中間発表はいらない?
  • 3時間放置になる可能性があるので、中間発表はやはり必要。
  • 他のチームの話が参考になる可能性もある。
  • ハッカソンの日に、関さんから遠野の報告をしてもらう。
  • 土日のランチが可能な場所が周りにないので、弁当持参、飲み物必須。
  • Edy がないと建物内の自動販売機で飲み物が買えない。ATNDに明記する。

会津

  • スタッフとして佐々木さん、会津大学の渡辺先生
  • ATNDで募集開始
  • 寺脇さんのガイガーカウンターの話をお願いする。ー>決定

仙台

  • ust は元テレビ局スタッフの方にお願い出来る可能性あり。
  • 細かい担当は未定。
  • 仙台から情報のアップデート
    • 東北放送の吉田さんにお願い出来ないか。関さんから依頼[TODO]

岩手(遠野)

  • Hack For Iwate(@遠野まごころネット)が実現できるか?
    • 7/22に視察、23にアイディアソン, 24にハッカソン
  • 運営のオーナーは岩切さん。
  • 関さんが行く方向で調整中。
  • 受付等のスタッフは大丈夫。IT系が少々心配。
  • 副代表の多田さんから話してもらえないか。
  • 24日にハッカソンになるかどうか心配。
  • アイディアソンだけになる可能性もあり。
  • 募集はどうするか。
  • 東京都が被災地の宿泊費を出す話等もあり、Tech Wave で声をかけて東京から応援に駆けつける。
    • 現地、岩手の人が3人は集まることが大切。
  • 遠野会場を追加したポスターを作成し、岩手県立大学に掲示してもらう。日付変更と会場の修正が必要。
  • 東京の凄い人が来て話が出来るというのは響くはず。
  • サイトに情報を追加するのはもう少し待つ。
    • 3人集まる目処が付いたら。

経産省ネットアクション

  • http://netaction.openlabs.go.jp/
  • アクションパートナーのところに、開発コミュニティとして名前を入れてもらう。
  • 紹介をアイディアソンの冒頭辺りでやってもらう。時間は3分(ご本人の確認済み)。

Tシャツ

  • 被災地の業者にお願いする予定。

プロジェクト一覧の整理

  • フィールドを追加したのでそこを埋める必要がある。
  • 各プロジェクトにお願いをする。
  • 各担当は要確認。
  • ?のところで各自拾えるところがあれば入力する。
  • リアクションがないところは消していく方向で。
  • 白石さん作のプロジェクト一覧表示の仕組み
    • ソースコードは Hack For Japan の Google Code にある。
    • 30日のハッカソンでさらに進めたい。
    • 使った人からのコメントが入れられるとなお良い。ー>次のフェーズで。
  • 代表的なプロジェクトをサイトに書く(ブログだと流れていってしまうので)。
    • 各プロジェクトから写真、動画へのリンク等付きでHTMLで原稿をもらう。
      • フォーマットは自由。ASAPで。無理なお願いはせず「早いと嬉しいです」ということで。
    • 東京 復興いいね ー鎌田さん
    • 仙台 復興時計 ー小泉さん
    • 会津 ー佐々木さん

次回

  • 8/2 付近で調整中 19時 リクルートMTLで。
  • 7/23 のアイディアソン、7/30 のハッカソンの振り返りを早めに行う

Hack For Japan スタッフ 高橋憲一

第3回 スタッフミーティング議事録

Hack For Japan 第3回スタッフミーティング

6月1日(水)19:00~22:00 @リクルート メディアテクノロジーラボ

今回も会議の模様は ustream で配信していました。録画はこちら

* AI と書かれている部分はアクションアイテムです。



出席者(敬称略)

藤村、鎌田、石野、山崎、宮家、及川、高橋、白石、川崎、

Skype参加:岩切、小泉

オブザーバ:ニッポン放送 鳥谷、清原

  • ハッカソンのふりかえり
    • アンケートで頂いた意見について
      • ustのチャネルの準備が当日の朝だった等、明らかに準備不足
      • 次回は他会場からは割り切ってtwitterで質問を投げてもらう。ハッシュタグを付けて。
        • twitterを使えない人はスタッフ経由で。
      • 各会場でのスタッフの役割分担を決めておくべきだった。
        • tweet, beluga のチェック等
      • 発表のタイムキープはゆるめで良いと思う。
      • 東京会場で現地との一体感をもう少し出せた方が良い。
        • 前回よりは現地の声を反映できているはず。
      • アイディアソンの時間が短かった。
        • 会場をまたがったプロジェクトは無かった。
        • もう少し時間を取れれば会場間の連携が出来たかも。
      • アイディアソンとハッカソンが2日連続が良かったのかどうか。
        • 1週空けたほうが良かった可能性もある。
      • テックトークは別にしても良かったかも。
      • アイディアがあってプロジェクトに結びつけたい人のための場に。
      • 東京の事情:少しでも現地の話を聞いてから取り組めたということが参加者の感情的にも大切。
        • 現地からの報告は1、2枠はあった方が良い。
      • 現地報告を受けて参加した皆さんからのフィードバックの時間があった方が良いかも。
      • アイディアソンは一種のブレインストーミングなので、「否定から入らない」という説明はもっとするべきだった。
      • どういうことをやるのかという事前説明はもっと必要。
      • 各会場でどのようなものを作ろうとしているか共有する。
        • 時間を決めてwebにアップする等、オンラインで参加している人にも分かりやすいように。
      • 時間が足りない…これはどのハッカソンでも出る意見。
        • 出来るところまでで良い、継続が重要ということを強調する。
      • 初心者向けにブートキャンプのようなものもやると良いという意見あり。
        • 会津は大学を中心としたコミュニティがあるので、それを活かしていくことが出来れば。
      • オンラインからの参加をどうするか。
        • 専任のモデレータを置くなど出来ない限り難しい。
        • スタッフを配置出来ないなら明示しない。期待を持たせすぎてもいけないので。
        • ustは効果的だったはず。
    • 次回のハッカソンのプランニング
      • 被災地を含め複数会場同時開催が良いのは確かだが、スタッフの負担が大きい。
        • 次回以降、複数会場同時開催が必須とは考えない。
        • スタッフの予定を確認してから計画する。
      • 現地でやったのは、声を聞く意味でも良かった。
      • 手伝ってくれる人を集める。
        • 仙台で小泉さんを中心にTDCの皆さんでスタッフを募るなど。
      • 小さくても良いから開催していく。
      • 仙台、会津で現地のスタッフを増やしていく。
        • 地域支部を作る。
          • 仙台、OK → AI: 小泉
          • 会津、要相談 → AI: 佐々木
        • フォローアップも現地での方がやりやすい。
        • 佐々木さん、小泉さんにスタッフに入ってもらったのはハブになってもらうことが出来たので良かった。
        • 支部は被災3県のみとした方が良い。
          • 乱立し過ぎも収拾つかなくなる恐れがある。
        • 岩手は?
          • 盛岡なら出来るかも。
          • IWDDというコミュニティがある。→ IWDD 代表(川崎さんの友人)と連絡取れました。引き続きフォローする。→ AI: 川崎
        • その他は今のところ GTUG 経由で。
      • 次回、出来るだけ同時開催を目指す。
        • 現地でのファシリテーション
        • アイディアソンのみで1日使う。
        • テックトークは別の日に。
      • ITじゃない人にもっと広げる。
        • もっと告知を広くする。
        • 広くする対象には二種類ある
          • 被災した方々
          • エンジニア以外
        • ターゲットを絞る?
          • 例えばボランティアの方など。
        • ニッポン放送さんにお願いする方法もある。ラジオで声がけしてもらう。
          • リスナーも初めてのことで、まだよく分からなかった可能性がある。
          • 人を集める、アイディアを集める。
      • 各プロジェクトにPMが必要。
        • 形にしていこうという意思がある人が引っぱる。
        • ダジャレクラウドの例では、ニッポン放送さんが上手くリードしてくれた。
        • 次回はもう少し意識してみる。声がけするのは
          • GoogleのPMの方 → AI: 及川
          • 翔泳社のML → AI: 岩切
      • 次回、開催時期は
        • 夏休みをどう捉えるか。
        • お盆は避ける(8/13, 14, 15)
        • 7月中旬をおおまかなターゲットにする。
        • 7/17 はandroidの会、ruby 会議等があるので避ける。
        • 2日間連続開催は負担が大きい。
        • 日曜よりは土曜のほうが良い。
        • (仮で)7/23 アイディアソン, 7/30 ハッカソン
        • 参加可能なスタッフ
          • 23 関、川崎、及川、高橋、小泉、△山崎
          • 30 関、川崎、及川、高橋、小泉、白石、△ 山崎
        • 関、高橋の二人がメインでコーディネイトする。
          • 東京会場 リクルートMTL or 楽天(吉岡さんに確認)
          • 仙台会場 小泉さんが調査、MSさんにも確認
          • 会津若松会場 会津大学
            • 会津大学に確認する。→ AI: 佐々木
  • (ハッカソン)各プロジェクトのフォローアップ
    • 主要プロジェクトがきちんと一覧に入っているかの確認
      • 各会場で参加したスタッフが確認する。今後のping も行う。→ AI: 各スタッフ
      • 各プロジェクトの連絡手段は事前に把握しておくと良い。
    • 以前から一覧に書かれているプロジェクトも含めて状況が最新になっているかの確認
    • 新たに参加しようと思った人が「何から始めて良いかわからない」という状況になっているのを鑑み、スキルセットをベースとしたマッチング(つまり、どのプロジェクトがメンバー募集していて、どのようなスキルを持つ人を募集しているか)が出来るようにするための仕組みづくり
    • オンラインからのプロジェクトはどこまでフォローする?
    • 初期の頃のものを整理する必要がある。
      • 別シートに移す。
        • 個別にコンタクトして確認。
    • Google Code の activity の表示のように分かると嬉しい。
      • APIはある?
      • rss はある。
      • マッシュアップアワードの事例
        • プロジェクトにはてなスターをつけられる。
        • フィードバックがあるとモチベーション向上にもつながる。
        • コメント欄でコミュニケーションが広がるようになっている。
        • 最初の入力はフォーム、後の編集が出来るようになっている。
      • 「復興いいね」が出来ると役に立ちそう。
      • Google Sites にプロジェクト毎のページを作ってもらう。
        • それ用の Sites を別に作る。
        • 開発者同士が「いいね」をやってもあまり意味が無い可能性
      • コンテストのようなものがあっても良い。
        • 被災者の皆さんにいいねを押してもらう。
      • 動いているプロジェクトを紹介する。
        • ブログだと流れていくのでページに用意する。
          • sites に上げる。→ AI: 石野
        • オーナーに声がけして必要な情報を集める。
          • スクリーンショット、プロジェクトのurlなど
        • まずは各会場の代表になったチームを紹介。
        • コメントは twitter などを取り込む仕組みを確認。
        • コメントは現地からの声を聞ける可能性もあり。
        • スターについては少々デリケート
    • 卒業プロジェクトもあるはず。
    • コラムを追加して、コンタクト出来るスタッフの名前を入れる。
    • やりたいが参加出来なかったという人にどうフォローするか。
      • MLやプロジェクトリストを見てというだけでは敷居が高い。
      • 大きなイベントの合間は沈黙で良いのか。
      • 人手が足りないプロジェクトがあるはずなので、マッチングの場を提供するのが良いのでは?
      • 担当スタッフがメンバー募集していないか確認
      • 求人募集のようなページを用意してスタッフがナビゲート
      • 去年のGoogle Developer Day で作ったdevlinkは利用出来るか。→ AI: Fumi
    • Hack For Japan のサイトに適したサイトのシステムを作った方が良いのでは。
      • 作ってくれる人を募る?
      • 既存の仕組みでも App Script を使って Docs のスプレッドシートから取得してHTMLでアウトプットすること等は出来る。
      • そういう部品単位で少しの作り込みをしてもらえる人を募る。
        • 白石さんから声がけしてもらう。
        • Google Code のプロジェクトを利用する。
  • サイトのリニューアルについて
    • 利用出来るデータに関してはsinsai.infoにリンクする形で良いのではないか?
      • 件数が多い問題あり。
    • Yahoo の震災情報が結構良くまとまっている。
      • 但しデータソースそのものではないかも。
      • Yahoo 内で編集の目は通っているので確かなものにはなっている。
    • データのページはそもそも必要なのか?
      • ページの内容を見直す → AI: 鎌田
      • 必要無いものは消す。Yahoo から必要なものをピックアップ
  • フォトサルベージ進捗報告(白石)
    • 無事公開されました!
    • この後の展開
      • まだやらなければいけないことはある。
      • 開発者大募集中。
      • Hack For Japan のプロジェクトに入れて募集する。
      • 成功事例として紹介できる。
      • オープンソースで人を集めることの難しさ
      • 英語化すれば世界中のレタッチ職人の手を借りられる。翻訳者を募集。
  • Rescue311 の紹介(藤村)
    • 被災地の方々にリモートで医師がアドバイス出来る仕組み
    • 百数十名の医師
    • 利用者はガラケーから空メールを送ると問診票が送られてくるのでそれに記入して返信
    • CRM を利用している。
      • ライセンスの問題がある。
    • まだ100事例程度。認知、利用が少ない。
      • 現地での宣伝活動が重要
    • ケアの必要な段階が変化してきている問題。
      • 救命フェーズから、心理ケアへ
    • 課題
      • CRMは今のもので良いのか。
      • 認知拡大
        • 心を開いて頂くプロセスが必要
      • 現地での対面も含めた活動が必要
      • 利用率が上がらないことにはどのベンダの仕組みを使うのかも分からない。
        • CRMベンダにはユースケースとして認知されているので、うまくそこで便宜を図ってもらえれば…
      • ラジオでも出してもらう。
      • Hack For Japan の pr を通じてプレスリリースを出す。
        • photosalvage も。
      • 岩手のコンタクト先がFAXのみ。引き続きフォローする。→ AI:及川、西脇、山崎
  • ニッポン放送との連動企画の今後について
    • 今回のミーティングにはオブザーバーで来ています。
    • 感想
      • 何が出来るか一つ一つ考えていきたい。
      • app10 だけでなく朝の番組等でも取り上げていきたい。
    • ラジオ自身を hack 出来ないか
      • 最後の一人になった時でも…という話とか、
      • 技術者に取って興味を引くような話題をテックトーク的に
        • 精神を学ぶ、勉強させてもらう。
        • 次世代の技術等、話は沢山ある。
        • 今までやってきた30年の歴史がある。
        • トピックを上げてもらい、スタッフで時間等を考える。
    • app10
      • ダジャレクラウドは毎週のように取り上げることになりそう
      • 成果物があれば紹介
      • 若い人に「自分も何か出来るのでは」という伝搬が起きている。
        • アプリ制作のチュートリアルを行うとか。
          • 何か考える → AI:高橋
          • amazon の渡辺さんも何か考えているらしい
        • 次回勉強のために参加してもらうとか
    • もしこの瞬間に直下型地震が起きたら本当に大丈夫?
      • 防災イベントのようなものをやるのはどうか。
      • ニッポン放送さんは?
        • いつ何が起こっても大丈夫なように準備している。
        • アナログだが、家から局まで歩いてみることをやっている。
        • 災害が起こった瞬間、文明のものは全て負ける。
          • アナログなことが役に立つ。
        • 最悪の事態の場合、全国に電波は届けられる。
        • ラジオはデジタルからアナログへの変換が出来る。
        • 次の世代に向けて取り組むことが大切と考えている。
        • タクシー運転手の皆さんにいざという時に現場の様子を報告してもらえる仕組みを携帯電話が高価な時代からやってきている。
          • しかし今回の東北では携帯が使えなくなっていた。
        • 「そこに登録すれば皆が使ってもらえる」そういう仕組みを知ってもらうことを必要。
        • アナログの話、テックトークを早めにしてもらって学ばせてもらう。
        • ネットは使えていたが last one mile が駄目だった。
        • peer to peer の仕組み等、様々な手段があるはずだが、もし今何か起きたらすぐ活用出来るか。
          • いざという時のために知っておく、準備しておく。
  • YokosoNews(関)
    • 誰か出れますか
      • 英語で40分のインタビュー。
      • やはり Fumi さん
      • skype で行われるので世界中どこからでもOK!
  • 第7回ジオメディアサミット:6/8(水)夕方(関)
  • ust からの質問
    • プロジェクトの報告はどうすれば?
      • まずは MLやtwitterで。
    • IWDD の方より
      • 7/30 は青森で css nite があるので岩手の皆さんは参加できないかも。
  • 次回のスタッフミーティング
    • 7/5(火)19時から、リクルートMTLにて。
    • 及川さん、Fumi さん、世界中どこにいても skype で;-)
Hack For Japan スタッフ 高橋憲一

第2回 スタッフミーティング議事録

Hack For Japan 第2回スタッフミーティング:5/15(日)13:00-16:00 @リクルートメディアテクノロジーラボ


出席者: 吉岡、川崎、高橋、鎌田、岩切、白石、藤村、西脇、冨樫、石野、及川(以上、会場での参加)、関、山崎、原水、小泉(リモートからの参加)(順不同)


* この議事録は先日行われたアイデアソン/ ハッカソンの前の週に行われたミーティングのものです。そのため、実際に行われたアイデアソン/ハッカソンの内容と異なる部分があります。
* 当日は実験的にustreamで会議を配信していました。前半後半
* AIと書かれている部分はアクションアイテムのことであり、ミーティングの後に行うべきアイテムを整理したものです。この議事録の中にはミーティングで一時決定はしたものの、その後実行しなかったアクションアイテムもあります。

5/21-22 第2回ハッカソンについて

  • 集客
    • 東京はそれなりに集まってきている。
    • 仙台と会津が集客が苦戦のためテコ入れが必要。
      • Yahoo! JAPANさんとマイクロソフトさん経由の集客は済み。
      • BlogやTwitterでの参加の呼びかけてはどうだろうか。
        • 現地で影響力のある人にブログに書いてもらう(後でこのアイデアは却下)。
        • スタッフの吉岡さんと砂金さん(ガンダムネタを絡めて)Blogにアップしてもらう。→ AI: 吉岡さん/砂金さん
        • プレスリリースを月曜日に配信し、地元のメディアへ取り上げてもらう試みを行う。AI: 及川
  • 開催場所とスタッフの配置
    • タイムテーブルの変更点
      • 10:20~10:30:アイディアソンのやり方について、川崎さんから説明していただく。全会場にUSTを通じて配信。
      • 15:30~16:00:東京・仙台・会津間でのアイデア共有の枠を設ける。
    • 各会場の進行の今後のつめ
      • 仙台会場:トライポッドワークス佐々木さんとの調整(藤村さんから西脇さんへ引き継ぎ)
      • 福岡:5/21および5/22 → AI: 山崎さんから全体共有をどうするか相談する
      • 高松:5/22のみ → AI: 山崎さんから全体共有をどうするか相談する
      • ロンドン:5/22のみ:sinsai.infoにイギリスから関わっている井上さんがオーナー → 時差があるため別で考える
    • スタッフの配置
      • 検討中のリアル参加のスタッフの予定
        • 富樫さんが調整中
        • 松尾さんは東京で調整してもらう
      • オンライン参加で調整いただく
        • AWS:オンラインで玉川さん → AI: 山崎さんがコンタクト
        • Google関連:オンラインで聞ける体制の模索 AI: 及川&山崎さん
    • 現在までの議論で想定されるアイディアソンで取り上げられそうなもの
      • 宮城:ボランティアのマッチングサイト
      • 福島:原発関連
    • 現地レポート:水曜日ぐらいまでに現地入レポートを書く → AI: 及川、西脇さん、岩切さん
    • ポスターがほしい AI: 石野さん
      • 集客用。大学などに貼る。
      • 当日のサインとして(会場案内)
  • ゴール設定の再確認
    • 今回は特に「現地のニーズを組み上げ、それをもとに開発に結びつける」ことをゴールとする。
    • 1回だけのイベントで終わることなく継続させることを主眼にする。
  • 会場間でのファシリテーション:3拠点をつなぐために
    • ネット
      • UST流しっぱなし
      • MSのLive Meetingを使って、3拠点をつなぐ
        • 東京:砂金さん
        • 会津:及川
        • 仙台:西脇さん
    • テキストで要望を共有するために、各会場ごとにTwitterアカウントを用意
      • Hack4miyagi
      • Hack4fukushima
  • その他、当日気をつけること
    • アイディアソンを情報共有の時間にも使うようにする。開発にすぐつながらなくてもニーズを共有するために行うように。
    • 参加者にHack For Japan MLに参加してもらい、そこでのコミュニケーションを図ってもらう。
    • プロジェクトが発足したら、それをプロジェクト一覧に追加してもらい、プロジェクトが継続している限り、一覧中で状況を更新してもらう。
    • 今後に向けてのフィードバックをもらう。

現在までの反省と今後に向けて(Postmortem)

  • よかったこと
    • [及川、山崎さん] サイトリニューアル Phase1 が早期に行えたこと
    • [及川、山崎さん] ハッカソンの第2弾が予定出来たこと
    • [及川、山崎さん] 多くのメディアに取り上げられたこと
    • [及川、山崎さん、高橋さん] 福島(会津若松を中心に)と仙台との連携が始まったこと
    • [山崎さん、高橋さん] 実際に現地に行き、生の声が聞けたこと
    • [山崎さん] 講演等で活動内容を伝え、フィードバックが得られたこと
    • [石野さん] 良いロゴとキャッチコピーができたこと
    • [高橋さん] 会津の意見交換会では各地から多くの方が参加してくれた。
    • [鎌田さん] IT業界では活動の認知がされていることは実感できる。
  • 改善すべき点
    • [及川、山崎さん] MLやTwitterでの情報発信やフォローが不足していること
      • コメントを入れる
      • スタッフMLに流れているものも、全体のMLに投げてものがいいものなどあるので、投げるようにする(取り上げられた記事など)
    • [山崎さん] 第一回ハッカソンのフォローアップ不足(結果、果実の不足)
      • ハッカソンがキックオフになり、続いてくイメージでファシリテーションするように
    • [山崎さん] モデレータのアイディアからWaveでのdiscussion、実際のプロジェクトにつなげていくフローが回っていない
      • 新しいトピックを1ヶ月で締切り、開発のフェーズに回すサイクルがまわっていない
    • [石野さん] 見栄えのよいサイトになったので、内容も負けないものにしないといけない
      • いっぱいプロジェクトがあるけれど、どこまで生きているかわからないので、整理が必要
    • [石野さん] これまでの反省をふまえて、目的に合わせてサイトを整理する
      • APIのサンプルを提供する
    • [鎌田さん] 世間の雰囲気が落ち着き始め、開発者のモチベーションに翳りが見える。この辺へのケアが必要。
    • [鎌田さん] 各種問い合わせに素早くレスできていない
      • infoの問い合わせ対応を決める AI: 鎌田さん&高橋さんが担当する
  • 1つのプロジェクト例として – Photo Salvage [白石さん]
    • そもそもは、カメラマン向けのHTML5の講演会で知り合った方の知り合いの方から、直接依頼が来て、震災でガソリンやPhotoshopのレタッチを依頼し、作業のプロセスを見える化するサイトを作って欲しいと依頼があった
    • 開発者をMLで募るのが本当に大丈夫か不安だったため、白石さん一人でサービスを立ち上げたが、今後は開発者が必要
    • Hack4jpのモデルケースとして取り上げることにはOKもらっている
    • 多言語化することも可能では
  • PDFテキスト化の例 [石野さん]
    • MLではプロジェクト参加者は集まらない
  • 被災地へのツアーの計画
    • まずは、ITが何が出来るか
    • 被災地を見学するツアーの実現 → AI: 岩切さん
    • 西脇さんから陸前高田から南三陸あたりを見たいという要望あり
  • 相談所
    • IT業界じゃない人に来てもらえる場を作りたい
    • カジュアルな(飲み会)やるからみんなおいで的な
      • ニーズを聞きとってフォーマット化する
    • 企画書を持ってくる人が出来る
    • AI: 次回のミーティングで検討
関連

Hack For JapanのMLでの課題提起 http://bit.ly/mp7ogp現地の状況の理解(刻一刻と変化する) → 短期/中長期的な課題の優先度とその共有、担当分担の明確化(プロジェクト化) →
(a) 各プロジェクトの進捗管理
(b) 関連団体の活動を効率的に推進するための団体間の連携/連絡スキームの明確化とその周知
(c) 現地自治体/企業、中央官庁/被災地外の企業との渉外
などを包括的に可視化し、推進する必要があると感じるのですが、いかがでしょうか? また、5/21, 22のハッカソンでそのようなメタ議論を行うのは適切ではないでしょうか?

サイトリニューアル Phase2

  • 「利用可能なデータ」コーナー
    • リンク集として信用されるような網羅性を目標に
    • Wikipedia的にオープンにして、誰でも書き込めるように
    • スタッフを中心に書きこみつつ、メーリングリストで書き込みを促進
    • AI: 及川と石野さんで検討
  • 技術者のマッチング
    • 現状、プロジェクトを回していくための技術者のスキルセットがわからない
    • 開発者を募集しているが、なかなか集まらない
  • サイトの管理者
    • スタッフ全体の管理に。自分たちでメンテしていく形で「サイトの削除」のボタンは押さない
    • ただし、バックアップが弱いので、更新には注意が必要(*変更履歴管理はしているので大概は大丈夫)
  • サイドバーを設けたい
    • Googleサイトの構造上難しい。また、レイアウト的にも難しい。

ニッポン放送とのコラボレーションについて(アイディアソン前夜祭)

ミーティングの前にニッポン放送とのディスカッションがあった。それを踏まえての議論。オールナイトニッポン GOLD app10.jpとHack For Japanを面白く結びつけられないか(UST、ニコ生でも多数の視聴者がいる)
  • 震災関連だと娯楽的な番組の趣旨とコラボが出来ない空気がある
    • 笑顔をつくるとかいったお題ならつなげられるかも
    • 東北でも復旧を脱し復興フェーズに入っているところが安全で安心であるという情報ならカジュアルに放送し易いのではないか
    • 被災地に笑いを届けるのも重要、そういった視点は番組リスナーとマッチしやすいか
  • ラジオ局にバックアップされたアイデアとして募集して、ハッカーにつなげてアプリが出来たらラジオ紹介は?
  • app10はスマフォがテーマの番組だけど、ガラケーなどでもOK
  • 担当アナウンサーの吉田さんに東京会場に来てもらえるか?(スケジュールが合えば可能かも)
  • 今までのアイディアを見て、なにか思いつかない場合は「被災地に笑いを届ける」をお題にする
その他
  • プレスリリース文面 AI: 及川が案を作成し、月曜日のamまでに、レビュー終了を目標に

次回ミーティング

  • 6/1(水) 19:00~ @リクルートメディアラボ
  • ハッカソンのふりかえり
  • サイトのリニューアルについて
Hack For Japan スタッフ 及川卓也

第1回 スタッフミーティング議事録

Hack For Japan 第1回スタッフミーティング:4/3 13:00~ @楽天2号館

出席者: 川崎、高橋、及川、関、鎌田、山崎、松尾、岩切、平野、原水、白石、北村(順不同)

ゴールおよびスコープ

どのくらいの期間を想定すべきか? ゴールやスコープは?

  • 結論
    • 期間: 長期の活動をゴールとするが、まずは1年。間に適宜見直しを行う。
    • 活動内容: 復興支援のための開発者コミュニティ
    • 開発者向けのコミュニティ/コミュニケーションインフラ
  • 議論内容
    • 3年くらいやりたい。(岩切)
    • これから1ヶ月後くらいから本格的にIT使われる機会が増える。(平野)
    • sinsai.infoでも同じ議論がある。短期的な議論と長期的な議論が必要。ボランティアの技術者が30~40名、モデレーター100名 。いつまでもは難しいが、すぐに止めるわけにはいかない。リソースをいつまで使っていきたいかというところ次第。(関)
    • 阪神大震災を体験した立場から言うと、1年くらいをマイルストーンとすると良い。来年の3月までをターゲットとするのはどうか? 求められるものがタイミングによって違ってくる。全然違う人達のスキルが要求されるようになる。半年後くらいにもう一度見直すと良い。復興状況に合わせて、現場の人達が動けるようなものを考えないといけない。(原水)
    • 同意する。ノウハウやプラットフォームは生き続ける形が良い。(関)
    • 1年は続けるというのをゴールにするのは良い。今でも出来ることはあるが、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後などで適宜見直す。(及川)
    • 1年くらいは賛同企業の立場からは会社にも説明しやすいのではないか。ただし、ある程度の結果を求めるのならば、3年くらいは必要か。3年くらいを目処に1年目に見直しを入れるという形が良い。(鎌田)
    • 別の復興支援の議論では中長期をゴールにしたいと考えていた。現地のニーズをどうやって吸い上げるか。中長期をターゲットにするときには、間にNPOを立ち上げるくらいのことを考えても良いと考えていた。(白石)
    • iSPPという団体がある。(関)
    • いろいろな団体の活動が重複するのは良くない。皆がやっていくのを支えていく、補完出来るような役割で良いのではないか。(山崎)
    • Hack For Japanは被災者支援を行う開発者コミュニティのプラットフォームとして位置づけるように提案したい。提案資料。(山崎/及川)
    • 関わる人は将来的に入れ替わっても良い。(松尾)
    • 現地の人のビジネスに将来的には結びつくようになったら良い。(山崎)
    • 現地の企業が復興するためのITのスキルを提供出来ると良い。(松尾)
    • 東北でIT/CSスキルをあげるような活動をしても良いのでは? 1年より先の話だとは思うが。たとえば、開発者向けの勉強会などは今まで東北ではあまり開催されていなかった(GoogleやGTUGとしては)。これを機会にそのような活動を始めても良い。(原水/山崎/及川)
    • 東北と言っても、どこをイメージしているかで違う。復興の状況が違う。(平野)
    • 東北の出身者として話すと、ある程度、中心的になりうる都市をまずはターゲットにして良いと思う。まずは仙台など。(岩切)
    • コミュニケーションプラットフォームとしては現地の声をしっかり反映できるものにしたい。(関)
    • 現地のNPOをまとめる団体ができたようだが、こことのコンタクトを考えても良いと思う。(原水)
    • 現地に行った人や現地にいる人からの情報をシェア出来る場所が必要。今後、現地に行く人も増えるが、先方に何度も対応をお願いするなどは避けたほうが良い。また、手分けして違う地域に行くなどを工夫しても良い。Hack For Japanの活動とは離れるが、これについては別途考えたい。現地の情報などはmixiなどにも集まっているようだ。(山崎/及川/関/原水/岩切)
    • 災害支援はフェーズを2つに分けたほうが良い。災害支援と復興支援。(白石)
    • ゴールを位置づけると、開発者向けのコミュニティ/コミュニケーションインフラとして良いのでは?(及川)
    • わかりやすさを考えると、「ハッカソン」という言葉を使ったほうが良いのではないか?(白石)
    • 「ハッカソン」だと短期間というイメージもある。(山崎ほか)
    • 「開発者コミュニティ」と言ってしまうのはどうだろう?(及川)
    • 復興支援のための開発者コミュニティ で良い。(全員)
    • ITPro、すなわち開発者ではないがITを使っての復興支援を行う活動も対象にするか? (岩切)
    • 地方自治体のサイトのリニューアルなどの支援はあるが、これはボランティアベースでは難しいのでは?(松尾/及川)
    • ニーズが出てきたら検討することで良いだろう。(全員)
    • 将来のために、アーキテクチャを再利用可能にしておく。(原水)
    • ライセンスは考えておく必要がある。(関/及川)
      • アイデア – CC
      • プロジェクト – OpenかCloseか。Open Sourceならば、どのライセンスか。

賛同者および運営者

賛同企業/団体および賛同者の定義と役割

  • 提案(及川)
  • 結論: 賛同者は企業、団体、個人の区別なく、活動に賛同いただける人全員とし、サイトにも記載する。利用する技術については、復興支援のための特別な対応をしているものか復興支援用に用意されたものだけを記載する。

運営者(いわゆる「中の人」)

  • 結論
    • スタッフと呼ぶ。
    • 活動方針の議論に積極的に関わる人および運営を実際行う人(サイトの更新やコミュニティのコミュニケーションの活性化や健全化のサポート、ツールの開発など)。
  • MLを再構成
    • スタッフ用と賛同者全員用。
    • スタッフ用に関しては、今回のミーティングに参加した人および現在の賛同企業/団体のMLに入っている人で希望する人。

運営について

メディア対応

  • 結論
    • メディアからコンタクトしてきた人が対応する。対応出来ない場合はスタッフのMLで相談する。
    • 広報担当として山崎が候補。別途検討する。
    • 賛同メディア用のMLを作る。プレスリリースの送り先とする。各自知り合いのメディアにあたる。
      • サイトリニューアル前にコンタクト先は確保しておく。
      • メールで案内する際のテンプレートは岩切が用意。

アイデア投稿のガイドライン

  • 一般の誰もが使えるアプリケーションを対象とする。行政などが使うことのみに特化したアプリケーションは対象外。
    被災地向けのアイデアは別Moderatorとする。
    • 被災地からの声は別とする → 人手で行う
  • 月ごとに新たにスタート
    • 月末に上にランク(トップ10?)しているものでまだプロジェクトがスタートしていないものは新しいModeratorに引き継ぐ。
  • mixiアプリとしてModeratorに投稿出来るものがあると良い。
  • 原水および松尾がリードする。

開発者へのインセンティブ

  • すぐに必要な状況ではない。
  • MashUp Award – 5月くらいから企画スタート + 8~12月。別途検討。

対外コミュニケーション

  • メディア向けは上で議論した通り。
  • 開発者向けにはサイトリニューアルに合わせて、各開発者コミュニティにリーチする。
  • テンプレートはサイトリニューアルに書くことになる目的などをそのまま使えるだろう。
  • Hack For Japanの活動に賛同/参加してくれている人とのコミュニケーション
    • ブログ
    • プロジェクト参加者がプロジェクトの紹介
    • 賛同各社/各団体が使える技術についての紹介
  • ML+掲示板としてGoogle Groups。(すでに作成済み。要アナウンス)
  • mixiコミュニティは一般への認知を高めるために用意する。

今後の予定

次回ミーティング

  • 5/15 @リクルート MTL
  • Skypeでリモートから参加可能
  • ustream
  • 議事録は公開(今回のものも)

次回ハッカソン

  • 5/Eごろ
  • リクルートホストで検討。