Hack For Japan 第1回スタッフミーティング:4/3 13:00~ @楽天2号館
出席者: 川崎、高橋、及川、関、鎌田、山崎、松尾、岩切、平野、原水、白石、北村(順不同)
ゴールおよびスコープ
どのくらいの期間を想定すべきか? ゴールやスコープは?
- 結論
- 期間: 長期の活動をゴールとするが、まずは1年。間に適宜見直しを行う。
- 活動内容: 復興支援のための開発者コミュニティ
- 開発者向けのコミュニティ/コミュニケーションインフラ
- 議論内容
- 3年くらいやりたい。(岩切)
- これから1ヶ月後くらいから本格的にIT使われる機会が増える。(平野)
- sinsai.infoでも同じ議論がある。短期的な議論と長期的な議論が必要。ボランティアの技術者が30~40名、モデレーター100名 。いつまでもは難しいが、すぐに止めるわけにはいかない。リソースをいつまで使っていきたいかというところ次第。(関)
- 阪神大震災を体験した立場から言うと、1年くらいをマイルストーンとすると良い。来年の3月までをターゲットとするのはどうか? 求められるものがタイミングによって違ってくる。全然違う人達のスキルが要求されるようになる。半年後くらいにもう一度見直すと良い。復興状況に合わせて、現場の人達が動けるようなものを考えないといけない。(原水)
- 同意する。ノウハウやプラットフォームは生き続ける形が良い。(関)
- 1年は続けるというのをゴールにするのは良い。今でも出来ることはあるが、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後などで適宜見直す。(及川)
- 1年くらいは賛同企業の立場からは会社にも説明しやすいのではないか。ただし、ある程度の結果を求めるのならば、3年くらいは必要か。3年くらいを目処に1年目に見直しを入れるという形が良い。(鎌田)
- 別の復興支援の議論では中長期をゴールにしたいと考えていた。現地のニーズをどうやって吸い上げるか。中長期をターゲットにするときには、間にNPOを立ち上げるくらいのことを考えても良いと考えていた。(白石)
- iSPPという団体がある。(関)
- いろいろな団体の活動が重複するのは良くない。皆がやっていくのを支えていく、補完出来るような役割で良いのではないか。(山崎)
- Hack For Japanは被災者支援を行う開発者コミュニティのプラットフォームとして位置づけるように提案したい。提案資料。(山崎/及川)
- 関わる人は将来的に入れ替わっても良い。(松尾)
- 現地の人のビジネスに将来的には結びつくようになったら良い。(山崎)
- 現地の企業が復興するためのITのスキルを提供出来ると良い。(松尾)
- 東北でIT/CSスキルをあげるような活動をしても良いのでは? 1年より先の話だとは思うが。たとえば、開発者向けの勉強会などは今まで東北ではあまり開催されていなかった(GoogleやGTUGとしては)。これを機会にそのような活動を始めても良い。(原水/山崎/及川)
- 東北と言っても、どこをイメージしているかで違う。復興の状況が違う。(平野)
- 東北の出身者として話すと、ある程度、中心的になりうる都市をまずはターゲットにして良いと思う。まずは仙台など。(岩切)
- コミュニケーションプラットフォームとしては現地の声をしっかり反映できるものにしたい。(関)
- 現地のNPOをまとめる団体ができたようだが、こことのコンタクトを考えても良いと思う。(原水)
- 現地に行った人や現地にいる人からの情報をシェア出来る場所が必要。今後、現地に行く人も増えるが、先方に何度も対応をお願いするなどは避けたほうが良い。また、手分けして違う地域に行くなどを工夫しても良い。Hack For Japanの活動とは離れるが、これについては別途考えたい。現地の情報などはmixiなどにも集まっているようだ。(山崎/及川/関/原水/岩切)
- 災害支援はフェーズを2つに分けたほうが良い。災害支援と復興支援。(白石)
- ゴールを位置づけると、開発者向けのコミュニティ/コミュニケーションインフラとして良いのでは?(及川)
- わかりやすさを考えると、「ハッカソン」という言葉を使ったほうが良いのではないか?(白石)
- 「ハッカソン」だと短期間というイメージもある。(山崎ほか)
- 「開発者コミュニティ」と言ってしまうのはどうだろう?(及川)
- 復興支援のための開発者コミュニティ で良い。(全員)
- ITPro、すなわち開発者ではないがITを使っての復興支援を行う活動も対象にするか? (岩切)
- 地方自治体のサイトのリニューアルなどの支援はあるが、これはボランティアベースでは難しいのでは?(松尾/及川)
- ニーズが出てきたら検討することで良いだろう。(全員)
- 将来のために、アーキテクチャを再利用可能にしておく。(原水)
- ライセンスは考えておく必要がある。(関/及川)
- アイデア – CC
- プロジェクト – OpenかCloseか。Open Sourceならば、どのライセンスか。
賛同者および運営者
賛同企業/団体および賛同者の定義と役割
- 提案(及川)
- 結論: 賛同者は企業、団体、個人の区別なく、活動に賛同いただける人全員とし、サイトにも記載する。利用する技術については、復興支援のための特別な対応をしているものか復興支援用に用意されたものだけを記載する。
運営者(いわゆる「中の人」)
- 結論
- スタッフと呼ぶ。
- 活動方針の議論に積極的に関わる人および運営を実際行う人(サイトの更新やコミュニティのコミュニケーションの活性化や健全化のサポート、ツールの開発など)。
- MLを再構成
- スタッフ用と賛同者全員用。
- スタッフ用に関しては、今回のミーティングに参加した人および現在の賛同企業/団体のMLに入っている人で希望する人。
運営について
メディア対応
- 結論
- メディアからコンタクトしてきた人が対応する。対応出来ない場合はスタッフのMLで相談する。
- 広報担当として山崎が候補。別途検討する。
- 賛同メディア用のMLを作る。プレスリリースの送り先とする。各自知り合いのメディアにあたる。
- サイトリニューアル前にコンタクト先は確保しておく。
- メールで案内する際のテンプレートは岩切が用意。
アイデア投稿のガイドライン
- 一般の誰もが使えるアプリケーションを対象とする。行政などが使うことのみに特化したアプリケーションは対象外。
被災地向けのアイデアは別Moderatorとする。 - 被災地からの声は別とする → 人手で行う
- 月ごとに新たにスタート
- 月末に上にランク(トップ10?)しているものでまだプロジェクトがスタートしていないものは新しいModeratorに引き継ぐ。
- mixiアプリとしてModeratorに投稿出来るものがあると良い。
- 原水および松尾がリードする。
開発者へのインセンティブ
- すぐに必要な状況ではない。
- MashUp Award – 5月くらいから企画スタート + 8~12月。別途検討。
対外コミュニケーション
- メディア向けは上で議論した通り。
- 開発者向けにはサイトリニューアルに合わせて、各開発者コミュニティにリーチする。
- テンプレートはサイトリニューアルに書くことになる目的などをそのまま使えるだろう。
- Hack For Japanの活動に賛同/参加してくれている人とのコミュニケーション
- ブログ
- プロジェクト参加者がプロジェクトの紹介
- 賛同各社/各団体が使える技術についての紹介
- ML+掲示板としてGoogle Groups。(すでに作成済み。要アナウンス)
- mixiコミュニティは一般への認知を高めるために用意する。
今後の予定
次回ミーティング
- 5/15 @リクルート MTL
- Skypeでリモートから参加可能
- ustream
- 議事録は公開(今回のものも)
次回ハッカソン
- 5/Eごろ
- リクルートホストで検討。