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3.11 3年のクロスオーバー振り返りイベント開催のお知らせ

2011年3月11日の東日本大震災からもうすぐ3年が経とうとしています。

この節目となる3月11日に、Hack for Japanでは3年間の振り返りととこれから何をして行くべきかについて、被災地の各会場と東京や大阪の開場を結び、震災とITの関わりを振り返って行きます。海外からはスタッフの及川がシドニーから参加します。

アクションを取り続けて来た人達がこれから何をして行くのか。そこに我々がこれから震災復興に対してできることのヒントがあるはずです。是非ご参加ください。

参加は各会場からの参加とGoogle+ハングアウトオンエアによるオンラインでの参加のどちらも可能です。オンラインでの参加の場合は開始前にFacebookのHack For Japanグループに参加のためのURLを共有いたしますので、そちらからご参加ください。この場合はハングアウトでは視聴のみとなり、質問などはテキストベースでいただくことになります。

「Hack For Japan 3.11 3年のクロスオーバー振り返り」開催概要

※スピーカー、会場については予定のため変更となる可能性があります。ご了承ください。

【開催時間】19:00〜21:30(会場によっては21:00終了)

【スピーカー】

スピーカーとしては以下を予定しています(会場の50音順)。

国内

・会津会場:佐々木 陽(Hack for Fukushima/Hack for Town)
拠点である会津若松を中心に復興支援に取り組む。最近では最新のハードウェアやガジェットを使った新しい街づくりをめざすHack for Town in Aizuを開催した。

・石巻会場:古山 隆幸(イトナブ石巻)
石巻に「10年後に1000人のIT技術者を育成する」ことを目標にイトナブ石巻を設立。キャラの立った若者達が育ちつつある。

・大阪会場:
角 勝(大阪市役所)
地方発のイノベーションに大阪イノベーションハブから挑戦中。ハッカソンの「作ったきり」になる問題に対し、大阪イノベーションハブでの試みを紹介。

佐藤 拓也(Fandroid Kansai)
東北と同じく震災経験のある関西の地でFandroid Kansaiを設立。3/1に2つの震災を繋ぐイベントを開催。

鷲見 英利(KAI OTSUCHI)
津波で多くが流された大槌町に設立されたKAI OTSUCHI代表理事。iPhoneアプリ開発のスキルを身につけ、デジタル絵本の開発等を行う。

・釜石会場:西条 佳泰/西条さやか(LiFESTYLE Lab.)
震災後に都内のIT企業と広告代理店をそれぞれ退職し岩手県釜石市にUターン。地方におけるICTの利活用や様々なライフスタイルを通した地域振興の発展を目指し活動している。

・郡山会場:大久保 仁(ITスキルアップコミュニティ エフスタ!)
「ITスキルアップコミュニティ エフスタ」代表。福島への愛を強く持ちながら、東京や仙台でもITイベントを開催する等活躍中。郡山から震災に屈しない魂を歌う!

・仙台会場:
小泉 勝志郎(Hack for Miyagi/Code for Shiogama)
主に仙台でITイベントを多数開催。震災復興では宮城県の離島浦戸諸島の養殖漁業再生プロジェクト「うらと海の子再生プロジェクト」で幹事をつとめる。新しくCode for Shiogamaを立ち上げ、地元の震災復興をITで行おうとしている。

土見 大介(株式会社Haptech)
塩竈市の震災復興団体「よみがえれ!塩竈」の現地リーダー。震災復興のフェーズが変わるなかでの活動の仕方の変化とこれからについてを語る。

溝口 佑爾(日本学術振興会特別研究員・京都大学)
山元町で津波で流されて持ち主不明になった写真約75万枚を、ITを利用しながら救済・返却するプロジェクトである「思い出サルベージ」の代表。

・東京会場:石森 大貴(ゲヒルン株式会社)
石巻市出身。震災当時、節電のために「ヤシマ作戦」をTwitterで呼びかけ、多くの賛同を得た。以降、Twitterアカウント特務機関NERV(@UN_NERV )にて迅速な災害情報の告知で活躍中。

・南相馬会場:但野 謙介(南相馬市 市議会議員)、田中 章広(株式会社リンケージ)
震災と原発事故により、7万人のうち半数もの人がいまなお避難している南相馬。放射線被災下でも「風評被害」を受けない新たな産業を生み出すため、南相馬ITコンソーシアムを立ち上げる。

海外

・シドニー会場:及川卓也(Hack for Japan)
Hack for Japan立ち上げからのスタッフ。3年間を振り返り、これからについて語る。

【タイムテーブル】

準備中

【会場】

・東京会場
ヤフー株式会社  1172 セミナールーム
東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー 11F

・大阪会場
大阪イノベーションハブ
大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 7F

・仙台会場
データコム株式会社会議室
宮城県仙台市青葉区本町1-13-22 仙台松村ビル6F

・郡山会場(20:55で終了)
郡山ビッグアイ
福島県郡山市駅前2丁目11−1

・南相馬会場
南相馬ITコンソーシアム 福島県南相馬市原町区本町1-31 四葉ビル1F

・会津会場
株式会社デザイニウム 福島県会津若松市中町1−40 イワタビル5F

・石巻会場
イトナブ石巻
宮城県石巻市中央2-10-21 サトミビル1F右

【参加申し込み】

Facebookのイベントページからお申込みください。

郡山会場に参加されたい方は「こくちーず」からお申込みください。

石巻ハッカソン開催のお知らせ

石巻の熱い3日間が今年もやってきます。
7月の26(金)、27(土)、28(日)と宮城県の石巻市でハッカソンに参加してみませんか?
昨年もHack For Japanで共催させて頂いたイベントを今年はスケールアップして開催します。IT Bootcamp部門、チャレンジング部門、どや部門の3つの部門があります。

IT Bootcamp 部門

プログラミングに初めて触れる方向けで、Corona SDKを用いて3日間でAndroidアプリの開発が出来るようになります。本当に3日間で出来るようになったという昨年の実績もあります。

チャレンジング部門

昨年のBootcampで初めてアプリ開発に触れた高校生や大学生たちはその後も東北TECH道場などで修行を続けています。この部門では、そんな少し成長した彼らがCorona SDKやJavaを使ってAndroidアプリを開発し、「どや部門」の凄腕エンジニア達に挑むべくチャレンジします。

どや部門

腕に覚えのある方に参加して頂き、3日間で「どや!」と言えるものを開発して石巻のこれからを担う若者達に刺激を与えて頂ければと思います。テーマは緩く「東北・石巻の事を考えた何か」で、開発プラットフォームは自由です。Androidアプリに限らず、参加される方の最も得意とするもので「どや!」して下さい。また、本番の1週間前辺りに東京でアイデアソン (*1) の開催も計画中です。直前ではありますが、まずはこのアイデアソンに参加頂いてから本編のハッカソンへの参加を判断して頂くということでも構いません。
*1 アイデアソン … ハッカソンで開発するものを考えるブレインストーミングのようなもの

普段プロのエンジニアとして活躍している皆さんには是非この「どや部門」に参加して頂ければと思います。石巻でITを産業として盛り上げていく未来へ向けた取り組みと言えるものだと思いますので奮ってご参加下さい!

なお、26(金)は平日となりますので、「土曜からなら参加出来るのだけど…」という方でも 27(土)、28(日)の2日間の参加でもOKです。

お申し込みはこちらのサイトにあるフォームからお願い致します。

また、IT Bootcampやチャレンジング部門で使う Android 端末の募集もしております。Android 2.3 以上が動作するもので、もし使わなくなった端末がありましたらご提供頂き、ハッカソンの開催にご協力頂ければと思います。ご提供頂ける方は info@hack4.jp までお知らせ下さい。


石巻ハッカソン

場所: 宮城県石巻工業高等学校(宮城県石巻市貞山5−1−1)
日時: 2013年7月26日12時〜7月28日13時まで
交通、宿泊等の詳細はこちらのサイトをご覧下さい。

昨年のIT Bootcampの様子

Hack For Japan スタッフ 高橋憲一

第1回 石巻ハッカソンのお知らせ

この度、Hack For Japanでは、石巻2.0と共同で石巻ハッカソンを開催します。

石巻2.0にイトナブという「IT」+「営む」+「学ぶ」を合わせた造語を名前に持つ、石巻の将来を担う若者の職業訓練と雇用促進を行うプロジェクトがあります。このイトナブ主催で7/27(金)〜7/29(日)まで行われる第1回石巻ハッカソンは「Startup Weekend」と「Boot Camp」の2つのプログラムから構成されます。

Startup Weekend (主催:Startup Weekend Tokyo+イトナブ)は、起業を目指し、ビジネスモデルを競い合う「Startup Weekend」(本拠地:米国シアトル)をベースとして、石巻独自のStartup Weekendを展開します。

今回は「地域住民が抱える様々な問題について、ITを駆使して解決し、新たなビジネスモデルを構築する」ことを目標として、グループ単位で競い合います。

複数の参加者が問題を発表 それぞれの問題についてチームを結成 チーム毎に解決策を検討、プログラムを開発 解決策、プログラムのプロトタイプを発表 評価 という流れのイベントとなります。

Boot Campは、主に、石巻市及び近郊の高校生がソフトウェア開発の第一歩を踏み出すためのイベントです。既存のカリキュラムを用いて、3日間でAndroidアプリを制作します。Corona SDKを用いる予定です。協力:GClue(from会津)

どちらも会場は石巻工業高校です。

石巻工業高校
住所: 〒986-0851 宮城県石巻市貞山五丁目1番1号

Boot Campは地元の高校生が主役ですが、Hack For Japanスタッフがチューターとして協力します。

Startup Weekendへは地元以外からも開発者が参加可能です。7/27(金)午後2時に石巻工業高校に集まれる方を募集します。宿泊テントを用意しますので、後10名程度までならば、実費3千円程度でお泊りいただけます。それ以外の場合には、近隣の松島や東松島の宿泊施設をご自身で手配いただく形となります。
※テント利用は希望順となります。数に限りがありますのでお早めにご連絡ください。
夏休みに入った後ではありますが、是非とも奮ってのご参加をお願いします。なお、開始は金曜日からとなりますが、希望者は土曜日からの参加も可能です(*ただし、すでにグループ分けは終了した後から合流する形となりますので、その点はご承知おきください)。

申し込みはこちらから 終了しました。

Hack For Japanスタッフ 及川卓也
石巻2.0 古山隆幸(理事)「イトナブ」「セレブリティプロジェクト」「RE-FUTEBOLISTA」webプロデューサー


石巻2.0とは
ISHINOMAKI 2.0は東日本大震災を経験した石巻というまちを、震災前の状況に戻すのではなく、新しいまちへとバージョンアップさせるために2011年6月に設立されました。メンバーには地元の若い商店主やNPO職員をはじめ、建築家、まちづくり研究者、広告クリエイター、Webディレクター、学生など様々な職能を持つ専門家が集まっています。

震災後、ジャンルに縛られない多種多様なプロジェクトを実現させてきました。石巻に元からあるリソースを丁寧に拾い上げ、全国のありとあらゆる才能と結びつけて今までになかった新しいコミュニケーションを生み出しています。

ISHINOMAKI 2.0は常にオープンな集団です。石巻の内外の人々を巻き込みながら、すべての人がまちづくりの主役となるような仕組みをつくりだそうとしています。石巻のバージョンアップが、日本のバージョンアップのモデルになることを目指しています。
(「石巻2.0とは」から)

復旧 復興支援データベースAPI ハッカソン開催のお知らせ

東日本大震災の復旧・復興のための各種支援制度が国や地方自治体から提供されています。その利用を促進するため、Web経由で検索するサイトが今年の1月から立ち上がっています。現在すでに、国および岩手・宮城・福島の3県の情報が登録されています。

復旧・復興支援制度データベース

さらに、2月からはRSSやAPIの提供も開始されており、一般のアプリケーションやサービスが利用することが可能となっています。

復旧・復興支援データベースAPI

このRSSやAPIを利用することで、きめ細かい検索を提供したり、制度の紹介を自動的に行わせることなどが可能なのですが、多くの開発者にこの存在を認知されているとは言いがたい状況です。

そこで、Hack For Japanとして、経済産業省および三菱総合研究所と共同で、このAPIのアイデアソン/ハッカソンを開催することといたしました。

このAPIを使って、どのようなアプリケーションやサービスが開発できるか議論し、また、実際に開発を進めることを目的としています。APIやサイトへの問題点や要望などがあれば、経済産業省にフィードバックすることも可能です。

開催要項

開催日時/場所

  • 6/2(土)10:00 – 17:00
  • 三菱総合研究所 会議室 / 東京都千代田区永田町二丁目10番3号(地図
  • 定員50名

対象者

  • 開発者: アプリケーション/サービスを開発する人
  • 利用者: 行政書士/税理士など
  • そのほか、興味ある人

当日のアジェンダ

10:00進め方の説明
10:15経産省からAPIの説明目的や想定利用ユーザーなど
10:45参加者の自己紹介
11:00税理士/行政書士からのインプット

  • (想定)利用シーン
  • 通常の業務
  • 被災地での活動
11:30質疑応答
12:00アイデアディスカッション / グループ分け(仮)

  • アイデアをすでに持つ人はそれを共有
  • グループ分けをして、グループごとに議論
12:30ランチ
13:30グループ分け / ハッカソン & アイデアソン

  • 議論を続けるか、開発できるところは開発を行う
  • アイデアディスカッションだけのグループを確保
16:00成果披露、質疑応答/フィードバック
17:00終了

参加登録

参加希望者はこちらのフォームから登録してください。
氏名、所属(任意)、メールアドレスおよび立場(開発者か利用者か)を登録お願いします。
皆様の奮っての参加をお待ちしております。参加に当たって質問などある方はinfo@hack4.jp までお問い合わせください。

「復興ボランティア情報交換会@石巻」from Hack for Japan (Tokyo) 12月17日(土)、18日(日)の実施について

Hack for Japan スタッフの冨樫です。

震災から9カ月が過ぎ、3月から全国の皆さまとインターネットでの技術支援からアイデアソン、及びその周辺支援に活動の場を広げて参りました。
私自身も青森、岩手、宮城、福島と各地を訪問し、様々なご意見を頂戴しましたが、各地域での諸問題は全てが同じではありませんでした。

現地ではニーズも細分化し、様々な形での支援の輪も繋がりつつあります。
根本的な支援もさることながら、雇用、教育、コミュニケーション分野、その他まだまだ課題は山積みでありつつも、まだ皆さんで出来ることがあると感じています。

遠く関東圏から現地の支援を考えてきましたが、ここで今、現地に伺い、ディスカッションすることでシーズを拾い、現行のプロジェクトにも改良を加えるきっかけにもなればとの思いからバスツアーの実現に漕ぎつけました。

経済産業省 (ネットアクション事業)と三菱総合研究所の協力により、実現しています。

有意義な会とすることを願いつつ、皆さんのご応募をお待ちしております。(募集終了致しました)
※Hack for Japan スタッフも同行致します。

■スケジュール
※交通事情により変更の可能性はあります。

出発:2011年12月17日(土曜日)23:00@東京駅(丸ビル前)
↓ 45人乗りバスにて移動(二人がけの席に1名を予定)
仙台駅前着 23/18(日)7:00頃
  • 各自朝食
仙台駅前発 8:15
石巻市河北総合センター着 9:30
  • 休憩
10:00~12:00 石巻災害復興支援協議会との交流イベントⅠ
  • 現地ボランティアの方と調整中の内容です。
12:00~14:00 交流イベントⅡ ランチミーティング
  • 首都圏等で支援活動を行っている方から支援策や現行のプロジェクト、これまでの活動、提供しているツールなどを発表。被災地の皆さんに感想を伺い、意見交換を実施。
石巻市河北総合センター出発 15:00
到着 22:30頃 @東京駅(丸ビル前)にて解散

■募集人数
15名 (応募多数の場合、増席など調整)

■交流イベント会場
石巻市河北総合センター(ビッグバン)
〒986-0102
宮城県石巻市成田字小塚裏畑54番地
TEL : 0225-62-1120

■応募方法
12/12: 定員に達したため募集を終了致しました。
下記を記載の上、entry_netaction@mri.co.jp にメールしてください。

  • お名前(よみがなを付してください)
  • 連絡先メールアドレス
  • 日中連絡のつく電話番号
  • 出発時(12月17日)のご年齢(傷害保険加入にあたり必要となります)
  • ご所属ボランティアグループ名
  • ご所属企業名・部署名
  • 現地の方にお聞きしたいこと、ご自身が発表なさりたいことなど、交流イベントについてのご希望

※個人情報の取り扱いが必要になりますので、直接、三菱総合研究所の窓口となるメールアドレスへの連絡となります。
※傷害保険は、事務局(三菱総合研究所)にて加入手続きを行います。

■参加費
無料
※ただし、12/18のランチ以外の飲食は自己負担となります。

■ネット環境
残念ながらありません。各自ご用意頂ければと思います。

現地で意見交換したい内容やこういった話が聞きたい、話したいなどご意見もお待ちしております。鋭意希望に沿える様調整したいと思います。

  • 被災地での支援活動を通じて感じ取られている被災者の方々のニーズ
  • 被災者や支援者が、今、困っていること
  • これから、必要になると思われること
  • 今後も長く必要な支援

など


Q&A

  • そのまま現地に宿泊する者もいても良いか。
    • OKです。事前に申し込みメールに記載して下さい。
  • 現地で、Hack for MIyagiの参加者も合流できるか。
    • OKです。石巻のビッグバンに直接いらして頂ければと思います。事前に連絡を頂けると尚ありがたいです。

■お願い

  • 後日、参加者の皆さまには、簡単なレポート報告を頂きたいと思っています。今回参加出来なかった方の為にも情報共有の意味も込めて、伝え、残していきたいと考えています。
  • 当日または後日、三菱総研のスタッフによるインタビューも予定しています。依頼があった場合は、なるべくご協力ください。
  • 翌週、Hack for Japanで「不忘年会議」と題して飲み会も予定しております。振り返りも含め、皆さんで大いに談議し、明日につなげたいと思います。

Hack for Japan スタッフ 冨樫 俊和