2013年の振り返りと2014年の方針

先日、Hack For Japanスタッフミーティングを開催し、2013年の振り返りと今後の方針について話し合いました。我々は東日本大震災発生後の活動開始時より、1年ごとに活動の継続の要否を決定することを方針としております。今回のスタッフミーティングでも「継続ありき」という前提の議論ではなく、活動停止も選択肢に入れ話し合いました。その結果、2014年も活動を継続するという方針を固めました。

「テクノロジーで社会的課題を解決する人のためのコミュニティー作り」

一昨年と昨年に掲げた「テクノロジーで社会的課題を解決する人のためのコミュニティー作り」というテーマはこのままに、2013年の反省を踏まえて、2014年の活動方針を検討しました。

2013年は、スタッフ自身もHack For Japanスタッフが主体となって行った取り組みは正直少なかったと認めざるを得ません。しかし、これは活動していなかったのではなく、Hack For Japanから派生した団体・コミュニティの活動がアクティブになったことにもよるものでした。

例えば、アプリケーションやサービスを開発することでより良い政府を作るために設立されたCode for JapanはHack For Japanスタッフの関治之が代表としてリードしていますし、昨秋に行われたITx災害会議はHack For Japanスタッフの多くが発起人となり、その後の活動を主に技術面から支えています。

このCode for JapanやITx災害などに代表されるように、Hack For Japanスタッフが積極的に関わったり、Hack For Japanの活動が何らかのきっかけになり始まった取り組みは少なくありません。我々の活動の影響だけと限定はできませんが、ハッカソンというイベントがここまで市民権を得たのも、Hack For Japanの副次的な成果と言えるでしょう。

原点回帰

このように、さまざまな方々がテクノロジーで社会的解決を図ろうとしていることを鑑み、Hack For Japanは原点に回帰し、災害への対応を考えるITコミュニティとしての活動に集中します。

例えば、IT教育も活動の1つとして考えていましたが、昨今では各地で若い世代へのプログラミング教育が行われるようになっています。Hack For Japanでは、そのような方々と連携し、IT教育においては東日本大震災の被災地を中心に活動したいと考えています。具体的には、東北Tech道場であったり、イトナブなどへの協力です。

また、オープンデータの公開や活用に関しても、Code for JapanやOpen Knowledge Foundationなどが積極的に取り組んでいます。Hack For Japanはそれらの活動を積極的にサポートしつつ、被災地支援の観点での取り組みを模索します。

防災・減災についてITでなすべき役割においては、ITx災害がふさわしい場であると考えられますので、Hack For Japanはその活動を技術面で支える役割を担います。

今後の予定

スタッフの話し合いの中では、Hack For Japanは緩やかにつながっているコミュニティとしても十分存在意義があることが再認識されました。例えば、災害発生時にHack For Japanのコミュニティに連絡すれば、そこでつながり、意義のある活動を開始できるでしょう。それだけでも、東日本大震災の時よりも状況は良くなっているはずです。

このコミュニティとしてのつながりを維持・強化していくことも2014年のHack For Japanの使命だと感じています。2013年には、ほかの団体やコミュニティの活動を後援などの形でサポートしていながらも、それをHack For Japanコミュニティに共有していなかったため、結果としてHack For Japanの活動が停滞しているように見えてしまったことも否めません。今年は、このコミュニティの活性化もテーマに考えています。勉強会や情報交換会などの開催も検討中です。ブログやTwitter、Facebookでの情報発信にも再度力を入れていく予定です。

2014年も引き続き、Hack For Japan をご支援いただけましたら幸いです。

Hack For Japan Staff 一同

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